大好きなアイテムにアラジンストーブがある。
私が持っているのは16型という50年近く前のモデル。
ホーローがはがれて
かなりボロボロではあるが、
このストーブが放つ経年オーラはすさまじい。
16型は地震の少ないイギリスで作られたので耐震消火装置など無かった。日本の代理店ヤナセがそのまま輸入していた。
だが、日本は地震大国。
灯油のストーブには耐震消火装置が義務付けられ、
途中から、日本向けの全てのアラジンに耐震消火装置が導入された。
現行の39型はコレ。
たぶんみんなの見慣れたヤツ。
フォルムとしては、この耐震消火が付いた、ダイヤルノブ。
不細工だと思うのは私だけだろうか?
とは言え、仕方ない。笑
ただ、アラジンは
最近の「灯油カートリッジ」を差し込むタイプとは異なり
灯油が入るタンク一体型。
もともと
ぶっ倒れたからと言って、灯油が噴き出て炎上・・
なんてことにはならない仕組みなんだけどな。
メンテナンスさえしっかりしてあげれば
恐らくあと100年後も現役で仕事をし続けるだろう。
古いコールマンと同様
この時代の作りは本当に手が込んでいて
丁寧だ。
ストーブの機能としても完璧だが
アラジンの音もたてずに静かに燃える青い炎(ブルーフレーム)は
見ているだけで癒される。
アラジン
イイですよ。
現行で販売されているのは、ブラック、アイボリー、ミントグリーンの3色。
ブラックのみ、炎の部分が全面ガラス張りになったプレミアム仕様で、
360度、どこからでも蒼い炎が楽しめるようになっている。
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